(ブルームバーグ):トランプ米大統領は12日、国内自動車産業の保護を目的に自動車関税を引き上げる可能性を示唆した。貿易相手国・地域との摩擦を一段と高める恐れがある。
2035年からガソリン車の販売を禁止するというカリフォルニア州の規制を撤廃する法案の署名式で発言した。この規制を巡っては、一部の自動車メーカーや石油会社が達成不可能だとして批判していた。
トランプ氏は、ゼネラル・モーターズ(GM)が関税回避を目的に今後2年間で米国内の工場に40億ドル投資する計画に言及。輸入自動車関税を現行の25%から引き上げることで、国内の自動車産業を一段と保護できる可能性があると述べた。
ホワイトハウスでトランプ氏は「そう遠くない将来に、その関税を引き上げるかもしれない」と発言。「関税率を上げれば上げるほど、米国内に工場を建てる可能性は高まる」と語った。
12日に署名された措置は、カリフォルニア州の大気浄化政策を撤回するもので、同州が自動車メーカーに対して求めていた、電気自動車(EV)販売比率の段階的な引き上げ要件も含まれる。
トランプ氏は「われわれは、カリフォルニア州によるEV義務化を完全に撤廃し、米国の自動車産業を破滅から正式に救った」と述べた。
原題:Trump Floats Higher Auto Tariff, Guts California Gas-Car Ban (1)(抜粋)
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--取材協力:Cailley LaPara、Ari Natter、Jennifer A Dlouhy.
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