北朝鮮の首都・平壌で金正恩総書記が出席した高層マンションを含む集合住宅の大規模な竣工式が11日に行われ、政府は住民生活の向上をアピールしました。
朝鮮中央通信によりますと、1万戸が建設された平壌市内の住宅の竣工式に金正恩総書記が出席し、テープカットを行いました。
80階建てのタワーマンションもあり、去年の着工からわずか1年で建設が終了したとしています。
朝鮮労働党は住宅建設に力を入れていて、去年、2025年まで毎年1万戸ずつ、あわせて5万戸の住宅を平壌に新築する方針を打ち出しています。
15日の故・金日成主席の生誕110年の記念日を前に、近代的な住宅の建設によって市民の生活向上をアピールしたかたちです。

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