レギュラーガソリンの価格は、補助金の効果で7週連続で値下がりしました。およそ2年ぶりの安値水準となっています。

資源エネルギー庁によりますと、今月9日時点のレギュラーガソリンの全国の平均小売価格は1リットルあたり172円20銭で、前の週より2円10銭安くなりました。7週連続の値下がりです。

政府が先月22日から始めた新たな支援制度では、最終的に1リットルあたり10円を定額で補助することになっていますが、急激な価格変動を抑えるため、現在、徐々に補助額を増やしている段階にあります。

きょう(11日)までの1週間は9円40銭補助されていて、あす(12日)からは最大の10円が支給されます。

石油情報センターはガソリン価格の先行きについて、トランプ関税による世界経済への影響などが予測しづらいことなどから、「不透明だ」としています。