“トランプ関税”をめぐって、担当の赤沢大臣は今月13日からアメリカとカナダを訪れ、6度目の直接交渉に臨む方向で調整していることがわかりました。
政府関係者によりますと、赤沢大臣は13日から再びワシントンを訪れ、6回目となる閣僚級の交渉に臨む方向で調整しています。訪米は4週連続です。
その後、15日からは石破総理やトランプ大統領が参加するG7の開催地・カナダにも訪れる見通しです。
関税交渉をめぐって、日本側はG7サミットにあわせた首脳会談での一定の合意も視野に協議を進めています。
赤沢経済再生担当大臣
「(合意へは)五里霧中みたいな感じがいたします。まだ最終的に一致点を見いだせるかどうかについて、道筋が見えているかと言われれば、見えてるとは言えないということだと思います」
赤沢大臣は「一致点はまだ見いだせていない」としていて、合意に向け、議論を詰める構えです。

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