国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務総長は、航空機の燃料として使われるケロシンのコストが原油安で低下しており、航空業界が恩恵を受けていると述べた。原油価格の下落は航空運賃の低下につながっていると指摘した。

ウォルシュ氏は、燃料コストが「通常、われわれにとって最大のコストであるため、需要の鈍化が見られる場合、その影響を相殺するのに役立つだろう」と説明。「これは価格設定にも影響を与える傾向がある。石油価格と航空券価格にはほぼ直接的な相関関係がある」と語った。ニューデリーで開催中のIATA年次総会でブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じた。

トランプ大統領の関税措置による世界経済の混乱が需要に悪影響を及ぼしているため、航空会社は需要の見通しについてますます慎重になっている。同時に、経済見通しの悪化により原油価格も下落しており、航空会社にコスト面での利点を与えている。

ウォルシュ氏は、航空券価格の下落は通常、需要を刺激するものの、「業界全体の収入を明らかに押し下げる」とも述べた。

原題:Airline Industry Benefiting From Lower Oil Price, IATA Head Says(抜粋)

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