社会保険料の負担軽減をめぐり、自民・公明の与党と日本維新の会はきょう、実務者協議をおこない、合意に向けて早期に結論を出すとの認識を共有しました。

社会保障改革をめぐっては、自民・公明・維新の3党が実務者協議を重ねてきましたが、維新の前原共同代表はおとといの党首討論で、石破総理に対し「全く前進がない」と不満を表明し、総理はきのう、自民党幹部に“誠意を持って進めるよう”指示しました。

きょう午後おこなわれた3党協議では社会保険料の負担軽減に向けて、削減可能な病床の数について早期に結論を出すとの認識を共有しました。

自民党 田村元厚生労働大臣
「内容的には大体ほぼ同じ考えを共有はできましたが、改めてどういう位置づけをするのかというのを整理をした上で、次回に臨んでいきたいというふうに思います」

終了後、自民党の田村元厚生労働大臣は、3党での合意に向けて「なるべく早く結論を出していきたい」と述べました。