人工知能(AI)向け半導体大手の米エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は、トランプ米政権に対し、米国外へのAI技術の輸出規制を変更し、米国企業が将来の機会をより有効に活用できるようにしてほしいとの考えを示した。

メディアとの会合に登場したファン氏は「米国製AI技術の全世界への普及を、加速させる必要がある。政権の政策と支援は、その実現を真に後押しするものでなければならない」と訴えた。

米国の半導体政策について語るエヌビディアのジェンスン・ファンCEO

エヌビディアは、米オープンAIをはじめとするAIモデルのトレーニング用半導体のトップメーカーだが、中国への最先端製品の輸出は制限されている。バイデン前政権が導入した世界各国へのAI技術の販売規制のためだ。

ファン氏は「新しいルールがどうなるかは分からないが、いずれにせよ、以前のルールが発表されて以来、世界が根本的に変化したことを認識しなければならない」と述べた。

また、自社製のAI半導体の設計に参入した中国の通信大手、華為技術(ファーウェイ)に触れ、中国が技術面で強力なライバルに成長していると警告した。

「中国は遅れていない。彼らは私たちの非常に、非常に近い、すぐ後ろにいる」と述べた。

原題:Nvidia CEO Says Trump Should Revise Rules for AI Chip Exports(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.