米国は14日、メキシコから輸入される大半のトマトが不当に安い価格で販売されているとして、20.91%の反ダンピング(不当廉売)関税を課すと発表した。

メキシコの農場で収穫期にトマトをバケツで木箱に積み込む労働者

米商務省は発表資料で、トマトを巡る現行のメキシコとの通商協定では米国の生産者を保護できていないと説明。反ダンピング関税は7月14日から適用される。

反ダンピング関税は通常、不当に安い価格で製品が米国に輸入されていることが政府の調査で判明した場合に適用されるもので、トランプ米大統領が仕掛けた貿易戦争における広範な関税とは性質が若干異なる。

メキシコはトマトやベリー、その他の野菜を輸出し、米国にとって最大の農作物輸入元となっている。

世界有数の農業大国として知られる米国ではここ数年、食品の輸入が増加している。米農務省によれば、輸入の増加によって農作物の貿易赤字は今年、過去最大の490億ドル(約7兆円)に達する見通しだ。

 

原題:US to Impose 21% Tariff on Mexican Tomatoes Starting in July(抜粋)

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