10日の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価はきのうより2894円高い、3万4609円で取引を終えました。1990年10月を超えて史上2番目の上げ幅を記録しています。
未明にアメリカのトランプ大統領が「相互関税」の一部について、報復措置をとらない国などに対して90日間停止すると発表。
関税強化や報復合戦によって世界の景気が後退するのではとの懸念が和らぎ、NY株式市場でダウ工業平均株価がおよそ3000ドル高と過去最大の上げ幅を記録し、4万ドル台を回復するなど主要な株式指数が上昇。
東京市場でも値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが広りました。

「一律15%」から「上乗せ15%」へ修正も日本経済への影響に大きな違いなし