世界的に株式相場の下落が加速する中で、米国がその中心になっている状況を市場のボラティリティーを示す指標が裏付けている。

米株式市場の「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX)は先週、急上昇。インドや韓国、オーストラリアの同じような指標に対する相対的な水準が2020年の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期以来の高さとなっている。

また欧州のVストックス指数のほか、香港で取引されている中国大手企業を対象したHSCEIボラティリティー指数とのVIXの相対的な水準も、年初来で最高を記録した。

 

VIXは非常に短期間で上昇し、VIX先物(2カ月物)との比較では足元で20年3月以来の高水準にある。BTIGのテクニカルストラテジスト、ジョナサン・クリンスキー氏は6日付リポートで、投げ売りの兆候だと指摘した。

同氏は投げ売りのゾーンに入った場合に「多くの人が考える以上、または想像できる以上に市場が動くことが多い」とし、米国株相場が7日に一段と下落する可能性が高いとの見方を示した。

またVIXがVIX先物より高い水準となっている状況について、「これ以上極端になる可能性は常にあるが、現時点でパニックゾーンにある」との見方を示した。

 

原題:VIX Surge Indicates ‘Panic’ as Stock Rout Accelerates Globally(抜粋)

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