(ブルームバーグ):商品への新たな異物混入が明らかになった牛丼チェーン「すき家」のゼンショーホールディングス株が3.9%安と反落した。対策のためすき家のほぼ全店を4日間閉店すると発表しており、早期の信頼回復につながるとの見方も出ている。
みそ汁へのネズミ混入に続き、別の店舗での新たな異物混入が判明した。29日の発表によると、28日に都内の昭島駅南店で商品に害虫が入っていたと顧客から電話連絡があったという。相次ぐ異物混入を受け、すき家は31日午前9時から4月4日午前9時までの4日間、ほぼ全店舗を一時閉店し駆除対策を徹底する。
一連の異物混入判明後、ゼンショー株は5.6%下落した。一方、同じ期間に同業の吉野家ホールディングスは1.5%安。
オルタス・アドバイザーズのアンドリュー・ジャクソン氏は、「牛丼は多くの人々にとって定番メニューのため、競合の吉野家にとっては売り上げ増につながる」と指摘。すき家に客が戻るには時間がかかる可能性があると話した。
一方、モルガン・スタンレーMUFG証券の新井勝己アナリストはリポートで、一時閉店によるゼンショーの営業利益への影響は10億-15億円と軽微とし、「思い切った全店一時閉店という措置」によって、消費者からの早期の信頼回復につながる可能性があると述べた。
(最終段落にコメントを追加するなどして記事を再構成しました)
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