31日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=149円ちょうど付近まで上昇し、主要通貨に対して全面高。米国の景気不安の高まりを背景に日本株が大幅に下落しており、リスク回避の円買いが強まった。

ソニーフィナンシャルグループの森本淳太郎シニアアナリストは、米経済はスタグフレーションが近づいてきているとの見方を示す。4月2日に発動予定の米関税は現時点で内容が不透明な上、発表後も「各国の交渉が進んで不安が払しょくされるには時間がかかる」と述べた。

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターも、米経済は関税によってスタグフレーションに向かうと指摘。米連邦公開市場委員会(FOMC)の見通しよりも「成長率が下がり、インフレ率は上がると市場はみている」と述べた。

米商品先物取引委員会(CFTC)によると、IMM通貨先物非商業部門の円買い越しポジションは25日時点で12万5376枚と、引き続き高水準。

 

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