トランプ米大統領は28日、カナダのカーニー首相と電話で協議し、4月下旬のカナダ総選挙後に会談を持つことで合意したと述べた。同盟国かつ主要な貿易相手で隣国同士である米国とカナダの間では関税合戦が激化している。

トランプ氏はトゥルース・ソーシャルへの投稿で今回の電話会談について、「極めて生産的であり、多くの点で合意した」と説明。「政治やビジネス、その他全ての問題に取り組むため、カナダでの選挙直後に会談を行う。米国とカナダの双方にとって素晴らしい結果をもたらすだろう」と記した。

トランプ氏はこの投稿でカーニー氏を「カーニー首相」と呼んだ。前任のトルドー首相については、繰り返し「トルドー州知事」と呼んであざけっていた。

カーニー首相は電話協議後の声明で、4月28日の総選挙後に「新たな経済・安全保障関係についての包括的交渉」を開始することでトランプ氏と合意したと述べた。

同時に、トランプ政権が4月2日に新たな関税措置を明らかにした後、カナダ政府として報復関税を導入する計画だとあらためて表明した。

カナダ首相府はまた、ルブラン国際貿易相とラトニック米商務長官が「当面の懸念に対処する」ため、協議を精力的に行うと説明した。

3月14日の首相就任後、カーニー氏がトランプ氏と会談したのは今回が初めて。

トランプ氏は28日、これとは別にホワイトハウスで、カナダに対する関税措置を「間違いなく」やり遂げると発言。

カーニー首相との間で「非常に良い協議」を行ったとし、「カナダと米国の間で、物事はとてもうまくいくと思う」とも述べた。

原題:Trump, Carney Talk About New Deal, Plan Post-Election Meeting、Trump: Will ‘Absolutely’ Follow Through on Canada Tariffs (1)(抜粋)

(最終2段落にトランプ氏の発言を追加して更新します)

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