日産自動車の2024年4月から25年2月までの世界販売は前年同期実績を下回り、今期(25年3月期)目標の達成が危うくなりつつある。

日産の28日の発表によると、2月の世界販売は前年同月比7.8%減の26万5185台だった。メキシコを除く全ての主要地域で前年割れとなり、特に中国での落ち込みが大きく、前年同期比25%減となった。今期に目指す340万台を達成するには、3月に前年同月を大きく上回る45万台超を売る必要がある。

日産は背伸びした販売計画を立てることが常態化しており、市場や部品サプライヤーから不信を招いている。当初は370万台の販売を掲げていた今期販売目標も既に2度にわたって下方修正しており、未達となれば見通しの甘さが改めて浮き彫りになりそうだ。

一方、トヨタ自動車の2月のグループ世界販売は同9.5%増の82万5217台だった。認証問題からの回復などで子会社のダイハツ工業や本体の販売が大幅に増加した。また、中国は引き続き厳しい市場環境が継続しているものの、春節期間のずれに伴う稼働日の増加や政府の代替補助金施策や販売店での販促策が奏功したことで同15%増となった。

ホンダの世界販売は同5.8%減の26万7003台となった。13カ月連続減と苦戦が続く中国では同26%減だったほか、主力の米国でも同2.8%減となった。

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