米天然ガス先物市場では、アジア絡みの取引がこの1年で2倍余りに増加している。米国産液化天然ガス(LNG)の人気の高まりが背景にある。

取引所を運営するCMEグループによれば、米天然ガス価格の指標となるヘンリーハブ先物のアジア発の取引高はここ1年で121%増加。オプション取引は同じ期間に117%増えた。

 

アジア取引の急増は、世界のエネルギー供給における米国産LNGの重要性の高まりを浮き彫りにしている。

米国はわずか10年ほどで目立たないLNG生産国から世界最大級の供給国へと変貌を遂げた。データセンターや人工知能(AI)による電力消費の急増が見込まれることが一因となり、LNGの需要は急増しつつある。ブルームバーグNEFの予測によると、米国は向こう数年でLNG輸出能力をさらに60%拡大する見通しだ。

バノックバーン・キャピタル・マーケッツの商品担当マネジングディレクター、ダレル・フレッチャー氏はヘンリーハブについて、「世界市場として今後も成長を続けるだろう」と述べた。

原題:LNG Boom Drives Surge in Asian Trading of US Natural Gas Futures(抜粋)

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