東京地裁が旧統一教会に解散命令を出したことをめぐり、三原こども政策担当大臣は宗教の信仰を背景とした児童虐待に適切な対応を取れるように取り組む考えを示しました。

三原じゅん子 こども政策担当大臣
「児童虐待は、宗教の信仰を背景とするものも含め、その理由いかんを問わず許されるものではありません」

三原大臣は、東京地裁による旧統一教会への解散命令については「所管外」だとしてコメントを控えた一方、親が子どもに宗教活動を強制するなど“宗教2世”の問題をめぐり、“いかなる理由でも児童虐待は許されない”という考えを示しました。

その上で、「宗教の信仰などを背景とするものを含め、虐待事例に対して適切な対応を講じることができるよう、周知や体制整備などに取り組んでいきたい」と訴えました。