米オープンAIおよびメタ・プラットフォームズが、それぞれインドの財閥リライアンス・インダストリーズとの提携を模索している。テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが22日に報じた。

オープンAIの幹部は過去数カ月にわたり製品・販売分野での提携についてリライアンス側と複数回協議していたと、同サイトが両社の幹部と話した複数の関係者の話として伝えた。

オープンAIは携帯電話会社ジオなどリライアンスの事業部門に自社の人工知能(AI)ソリューションの販売・配布を委託したいと考えており、対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」なども対象になる可能性があるという。

一方、メタもAI関連の新規事業を巡り、リライアンスとの連携を目指しており、オープンAIと競合することもあり得る。ジ・インフォメーションがベンチャーを巡る協議に関与した匿名のメタ社員のコメントとして報じた。

両社にとってリライアンスとの提携は、インド政府が外資系AI企業に対して抱く懸念の緩和や、現地の企業・消費者との関係強化につながる可能性がある。

原題:OpenAI, Meta Seek Alliance With India’s Reliance: Information(抜粋)

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