(ブルームバーグ):カタールは世界最大の液化天然ガス(LNG)輸出施設の生産再開を目指し、技術者や作業員の動員を進めている。米国とイランが2週間の停戦に合意したことが背景にある。事情に詳しい関係者が明らかにした。
治安改善に伴い、限定的な活動が可能な状況となっており、再稼働に向けた必要なメンテナンスが行われている。メディアに話す権限がないとして匿名を条件に関係者が語った。
数日以内に生産が一部再開される可能性があるが、どの程度迅速に生産を拡大できるかは不透明だ。また本格的な生産回復にはホルムズ海峡の再開が不可欠となる。
ラスラファンの輸出施設は3月初旬から操業停止となっており、世界的なガス供給の逼迫(ひっぱく)を引き起こしている。先月のミサイル攻撃による被害で、カタールの年間輸出能力の17%が最大で5年間にわたり失われると見込まれるが、この巨大施設の他の部分で再稼働にこぎ着ければ重要な節目となる。同施設全体の年間LNG生産能力は7700万トン。
国営カタールエナジーは現時点でコメントの要請に応じていない。
原題:Qatar Begins Work to Resume LNG Production After Ceasefire(抜粋)
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