(ブルームバーグ):台湾の鴻海精密工業が三菱自動車から電気自動車(EV)の製造を受託したことが、関係者1人への取材で分かった。
関係者によると、受託したのはオーストラリアとニュージーランド向けのEVで、生産開始の時期は不明だが台湾で製造する予定という。鴻海のEV事業において、三菱自は初めての主要な顧客となる。
鴻海は米アップルのスマートフォン「iPhone」や家電製品への依存度を減らすため、EV事業の強化を進めている。鴻海の劉揚偉会長は先週、アナリスト向けの電話会議で、2カ月以内に日本の顧客と自動車関連の契約を結ぶ見込みだと表明していた。同氏は2月にも日産自動車やホンダとの協業を模索していると発言していた。
三菱自が鴻海にEVの生産を委託する方針だと、共同通信が20日報道。三菱自株は21日の取引で一時前営業日比4.8%高の465.8円を付けた。
三菱自の広報担当者は同社が発表したものではないとした上で、持続的成長に向けて今後もさまざまなパートナーとの協業の可能性を模索していくと回答していた。
--取材協力:稲島剛史.
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