欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は20日、通商を巡る不確実性が高まっているとして、金利に関して確実な約束はできないと言明した。

ラガルド氏は欧州議会経済金融問題委員会での証言で、ディスインフレのプロセスは引き続き「順調」だが、ユーロ圏は特に関税の影響を受けやすいと指摘した。

同氏は「不確実性が高い現在のような状況においては、データを基に会合ごとに適切な金融政策スタンスを決定するアプローチを維持する」と述べ、「具体的な金利の道筋を事前には約束しない」と続けた。

 

原題:Lagarde Says Rising Uncertainty Means ECB Can’t Commit on Rates

(抜粋)

--取材協力:Alessandra Migliaccio.

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