セブン&アイ・ホールディングスとカナダのアリマンタシォン・クシュタールが売却の可能性を協議中の米コンビニエンスストア店舗について、潜在的な買い手は今月末までに買収への関心を表明して、米反トラスト法(独占禁止法)上の懸念を克服できることを示す必要があることが、事情に詳しい複数の関係者の話で明らかになった。

関係者によると、今月末を期限とする買収への関心表明は、米国市場における競争を維持する上で必要。一部の潜在的な買い手はこのプロセスに関与しており、秘密保持契約(NDA)に署名した。

「サークルK」の親会社であるクシュタールは長年のライバルでセブン-イレブンのオーナーであるセブン&アイに500億ドル(約7兆4000億円)近い買収提案を行っている。セブン&アイを巡っては経営陣が参加する買収(MBO)が最終的に頓挫しており、同社は事業再編でクシュタールのアプローチをこれまでかわしてきた。だが、米独禁法上の問題について何らかの保証があることを前提条件として、クシュタールからの買収提案を検討することに同意している。

セブン&アイとクシュタールが現在、米国店舗の売却の可能性について協議しているのは独禁当局の監視を回避するためだ。両社の店舗数は合計で2万店を超え、両社の次に大きい競合企業ケーシーズ・ゼネラル・ストアーズの8倍近い規模となる。

セブン&アイはコメントを控えた。クシュタールに取材を試みたがすぐには返答はなかった。

原題:Couche-Tard, Seven & i Solicit US Store Interest by End of March(抜粋)

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