ニューヨークで開催された核兵器禁止条約の締約国会議をめぐり、公明党の斉藤代表はきょう、石破総理と会談し、核兵器のない世界に向けて自民・公明両党で協議していくことを確認しました。

公明党の斉藤代表はきょう午後、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加した平木広報局長とともに総理官邸を訪れ、石破総理とおよそ30分間会談しました。

終了後、斉藤氏は、締約国会議に関する報告を受けた石破総理が「真摯に受け止めたい」とした上で、核兵器のない世界に向けて与党で協議していきたいと述べたことを明らかにしました。

公明党 斉藤鉄夫 代表
「この核なき世界を目指していくためにどのようなことができるか、これからしっかり協議していきましょうという意味では、これまでよりも一段と踏み込んだ発言ではなかったかと私は感じました」

また、斉藤氏は、自民党の西田昌司参院議員がきょう、石破総理の退陣を求めたことを念頭に「少数与党で一致結束して難局を乗り越えていくべき時で、公明党は徹して石破政権を支える」と伝えたということです。

石破総理は「公明党の支えには心から感謝する」と応じました。