SBI新生銀行はおよそ3300億円の公的資金を完済する方法について政府と合意しました。
SBI新生銀行の前身は1998年に破たんした日本長期信用銀行で、巨額の不良債権を処理するためにあわせておよそ3700億円の公的資金が注入されました。
このうち、3300億円の返済がまだ残っていますが、その完済方法について、きょう、予定よりも3か月前倒しで政府と合意に至りました。SBI新生銀行の自己資本などをもとにまずは今月末までに1000億円を返済し、残りの2300億円についても優先的に配当を行い早期完済を目指します。
バブル崩壊後の金融危機で政府はおよそ12兆円の公的資金を投じましたが、大手銀行で返済が終わっていないのはSBI新生銀行だけとなっていました。

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