米国で電子たばこの利用が、紙巻きたばこを喫煙者がやめるペースを上回り広がっている。米疾病対策センター(CDC)の報告書で明らかになった。

CDCがたばこ関連製品の使用状況を分析したところ、もっぱら紙巻きたばこを吸う米国の成人は、2017年から23年の間に680万人減少。これに対し、720万人の成人が電子たばこを単独で使用し始めた。

アルトリア・グループやフィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)などのたばこ各社は、電子たばこや加熱式たばこ、ニコチンパウチといった代替製品に重点を移している。これら製品について、各社は従来のたばこに比べ害が少ないとして取り扱い、顧客維持につなげている。

CDCによると、喫煙率は長期で減少しているものの、たばこの使用はなお米国で予防可能な死亡原因のトップ。米成人の喫煙率は、1965年の43%に対し2022年には12%近くまで減少したとしている。

CDCは17年から23年にかけての「ナショナル・ヘルス・インタビュー・サーベイ」のデータを分析した。この調査では、電子たばこやたばこ製品の使用状況について、最大3万2000人の米成人から毎年回答を集めている。

原題:E-Cigarettes Are Replacing Smoking in the US, CDC Finds(抜粋)

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