外国為替市場で円高が進み、円相場は一時1ドル=147円台をつけました。およそ5か月ぶりの水準です。日本銀行の利上げが継続されるとの観測が強まりました。
きょうの外国為替市場で、ドルを売って円を買う動きが広がり、円相場は一時1ドル=147円80銭台をつけました。去年10月以来、およそ5か月ぶりの円高水準です。
連合が、今年の春闘で傘下の労働組合が要求した賃上げ率が32年ぶりに平均6%を超える集計だったと発表。日銀は、追加の利上げを判断する際に賃上げの動向を重視しており、日銀が今後も追加利上げを継続していくとの見方が市場で広がりました。
長期金利の代表的な指標となる10年物国債の利回りが一時、1.5%まで上昇し、およそ16年ぶりの高水準で推移していることも円買い・ドル売りの動きにつながっています。

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