トランプ米大統領は20日、タイガー・ウッズ氏やPGAツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏を含む男子プロゴルフ界の首脳らと会談した。サウジアラビアの政府系ファンドが資金拠出するLIVゴルフによるゴルフ界分断の解消に向けた動きが進んでいることを示す最新の兆候だ。

ホワイトハウスの発表によると、LIVゴルフを支援するサウジのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)のアルルマヤン総裁と、PGAツアーの選手ディレクターのアダム・スコット氏もこの会合に参加した。トランプ大統領は、ホワイトハウスで開催されたブラック・ヒストリー・マンス(黒人歴史月間)のレセプションで会談について明らかにし、その席でウッズ氏をステージに呼び寄せた。

「興味深い話し合いができた」とトランプ氏は述べた。

ホワイトハウスは、今月2回目となる大統領による関係者招集について、それ以上のコメントは控えた。モナハン氏とスコット氏も同イベントに出席した。

トランプ大統領とタイガー・ウッズ氏(2019年5月6日)

モナハン氏とウッズ氏、スコット氏は声明で「トランプ大統領のリーダーシップのおかげで、ゴルフ界の再統合に関する議論を開始できた」とし、「できる限り迅速に動くことを約束し、必要に応じてさらなる詳細を共有していく」考えを示した。

トランプ大統領は大のゴルフ愛好家で、2021年のLIVゴルフ発足以来分裂している男子プロゴルフの再統合に個人的に関与している。トランプ氏はビジネス面でも利害関係があり、所有するフロリダ州ドラルのゴルフリゾートで4月に予定される大会を含め、同氏の施設ではLIVゴルフのトーナメントが複数開かれている。

PGAツアーは23年6月、サウジのPIFとの間でゴルフ界の再統合を目的とする枠組み合意を発表したが、合意案を巡る米司法省による反トラスト法(独占禁止法)審査が一因となり、進展は遅れていた。

PGAツアーは2月6日、トランプ大統領と2日前に会談したことを明らかにし、「ゲームのため、国の利益のため、そして全ての関係国のために、大統領に関与を要請した」と説明。大統領によって「最終合意に近づいた」と付け加えた。

原題:Trump Meets Tiger Woods, Golf Execs as PGA-Saudi Deal Looms (1)(抜粋)

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