家庭における「防災対策費」が去年より6000円以上増えて、過去最高になりました。

住友生命は、全国の1000人に対して行った家庭における防災意識に関するアンケートの調査の結果を発表しました。

調査結果によりますと、家庭での年間の「防災対策費」は、去年よりも6064円増え、平均で1万6356円となり過去最高となりました。

一方、十分な対策に必要だと考える理想の費用は平均およそ6万5000円で、理想と実際の支出には4万9000円ほどの差があります。

また、災害発生時に「レベル4の避難指示」が発令されても「避難しない」と答えた人は45%に上り、避難しない理由の1位は、「自宅に留まる方が身体的・精神的負担が小さい」でした。