(ブルームバーグ):ベッセント米財務長官は今週、ウクライナを訪問する。重要鉱物への米国のアクセス確保に向けた初期協議の一環だという。複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。
トランプ大統領はこれまで、対ウクライナ支援の見返りとして、同国のレアアース(希土類)資源へのアクセスが保証される合意を望んでいると述べている。トランプ政権の閣僚でウクライナを訪問するのはベッセント氏が初めて。
ホワイトハウスの報道官はコメントを拒否した。
ウクライナのゼレンスキー大統領はレアアースやその他の鉱物と引き換えに、米国から一段の支援を得る方向で合意の用意があることを示唆している。
ウクライナは相当規模のウラン埋蔵量を抱えるほか、チタン、リチウム、グラファイトなど複数の重要鉱物も豊富だ。
マイク・ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)は9日、NBCの番組で、「我々はコストを回収する必要があり、それはウクライナのレアアース、天然資源、石油・ガスに関する同国との協力であり、また、我々のものを購入することだ」と発言。今後の対ウクライナ支援について今週話し合われる予定だと述べていた。
また事情に詳しい関係者によると、ウクライナ・ロシア担当特使を務めるキース・ケロッグ氏は向こう数週間に、ウクライナ停戦に向けた選択肢をトランプ氏に提示する予定だ。
原題:Treasury Secretary Bessent to Visit Kyiv as Trump Seeks Minerals(抜粋)
(第4段落以降を追加して更新します)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.