(ブルームバーグ):オンライン旅行会社、米エクスペディア・グループの株価が6日の時間外取引で上昇した。2024年10-12月(第4四半期)決算で、冬の休暇シーズンにおける堅調な旅行需要を反映し、予約総額が市場予想を上回った。
同日の発表資料によると、エクスペディアのプラットフォームにおけるホテルや航空券、レンタカー、貸別荘などの総予約額は10-12月に244億ドル(約3兆7000億円)。アナリスト平均予想は233億ドルだった。
エクスペディア・ドットコムやホテルズ・ドットコム、民泊予約の「Vrbo(バーボ)」といった同社の旅行サイトを通じて顧客が予約した宿泊数も計8640万泊と、アナリスト予想を超えた。
また、エクスペディアは四半期配当を復活させ、1株当たり40セントとすると発表。今年3月から実施する。
アリアーヌ・ゴラン最高経営責任者(CEO)は発表資料で復配について、同社の「長期見通しに対する自信と株主還元への取り組みを反映している」と指摘した。
エクスペディア株は決算発表後の時間外取引で一時約9%上昇。年初からこの日の通常取引終了時点までに7.4%下落していた。
原題:Expedia Shares Jump After Strong Holiday Demand Fuels Bookings(抜粋)
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