国会では、きょうから石破総理の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まりました。与野党からは、石破総理が掲げる「楽しい日本」について質問が相次ぎました。

代表質問で立憲民主党の野田代表は、石破総理が目指すと訴えた「楽しい日本」について、“内外の厳しい情勢を鑑みると、言葉が上滑りしている”と指摘したほか、与党からも「なぜ今、『楽しさ』という価値観が重要なのか」などと質問が相次ぎました。

石破総理
「全ての人が安心と安全を感じ、自分の夢に挑戦し、『きょうよりあすはよくなる』と実感できることが不可欠であります。私は『楽しい日本』とは、こうした活力ある国家である」

また、自民党の派閥の裏金問題をめぐり、野田代表は新年度予算案の審議を始める前に安倍派の元会計責任者の参考人招致を求めましたが、石破総理は「国会において議論・判断する事柄だ」と述べるにとどめています。