23日の債券相場は中期債が下落。日本銀行のタカ派的な利上げに対する警戒感から売られている。金利スワップ市場では24日の金融政策決定会合での利上げ織り込みが10割を超えている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは「過去の経験では日銀は利上げ決定時にはその背景説明を強調するので、どうしてもタカ派に聞こえてしまう」と指摘。実際に植田和男総裁の会見を聞くまで、短いゾーンは軟調な地合いが続くとみる。

 

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 発行予定額は5000億円程度
  • 備考:流動性供給の過去の入札結果(表)

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