20日の債券相場は上昇。日本銀行が今週開く金融政策決定会合で0.25%の利上げを行うことがほぼ織り込まれる中、その次の利上げまでは相応の時間がかかるとの見方が出ている。

SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、日銀の0.75%への利上げ時期は政治、為替要因によって微妙に前後すると考えられるとリポートで指摘。「政治中立を保つ必要性があるという点で7月の参院選より前は難しく、早くても9月以降との見方が広がっていく」と予想した。

 

ブルームバーグが9-15日にエコノミスト53人を対象に実施した調査によると、日銀は今週の会合で現在0.25%程度の政策金利を引き上げると74%が予想。金融市場(OIS)は8割以上の確率で利上げを織り込んでいる。

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.