(ブルームバーグ):パレスチナ自治区ガザでの停戦や人質解放を巡り合意を仲介したカタールの外務省は18日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘に関わる全当事者が、現地時間19日午前8時半(日本時間午後3時半)の停戦発効で合意したと発表した。予想されていたよりも数時間早く実施される。
イスラエル政府は全体の閣議で、ハマスとの停戦および人質解放の合意を承認。極右閣僚の一部による反対はあったが、1年3カ月にわたったパレスチナ自治区ガザでの戦闘が19日から6週間停止される道が開かれていた。
停戦やイスラエルで収監されているパレスチナ人とハマス側の人質の最初の交換は、20日のトランプ米大統領就任式の前日に開始されることになる。合意にはガザへの人道援助の拡大も含まれている。
トランプ氏、退任間近のバイデン大統領とも、米政権交代よりも前の合意を推進していた。
19日の停戦発効を巡り計画が進行している兆しも見られる。イスラエル法務省は、人質との交換で釈放される予定のパレスチナ人のリストを公表した。
合意条件に従い、ハマスはガザにとらえている98人前後の人質のうち、33人について段階的に解放する。ただ、人質の多くは既に死亡したとみられている。一方でイスラエルはガザの人口集中地域から軍を撤収し、収監している約1000人のパレスチナ人を解放する。
停戦への期待から、ここ数日にイスラエルの株式相場は大きく上昇。同国の主要株価指数はドル換算で今週4.4%上昇し、上げが目立った。
原題:Gaza Ceasefire to Start 8:30 a.m. Sunday, Qatar Ministry Says(抜粋)
(停戦の発効日時を追加し更新します)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.