中国の人口が2024年、3年連続で減少した。出生数がわずかに増加したものの、長期的な経済リスクが浮き彫りとなっている。

国家統計局が17日に発表したデータによると、総人口は昨年139万人余り減少し、14億800万人となった。

24年に生まれた新生児は約954万人で、23年から52万人増加。昨年は辰(たつ)年で縁起が良いとされることが増加につながった可能性がある。それでも出生数は1949年の建国以降で2番目の少なさだった。

政府は出生率の低下に歯止めをかけようと取り組んでいるが、新生児数は「一人っ子政策」を緩和した2016年の一時的な増加を除き、着実に減少している。

ブルームバーグ・インテリジェンスは、中国の総人口が35年までに13億6000万人と12年時点の水準に減少すると予想している。

労働人口の減少が最終的に国内経済の見通しに悪影響を及ぼす可能性がある一方で、資金不足にあえぐ公的年金制度を高齢者の増加が一段と圧迫する恐れもある。

人口減少が続く中国は、23年に人口世界一の座をインドに奪われた。国連の推計によれば、インドの人口は現在14億5000万人に迫る勢い。

原題:China’s Population Drops for Third Year, Widening Gap With India(抜粋)

(最終段落を追加して更新します)

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