15日の米国債相場は、過去数カ月で最良のパフォーマンスを見せた。この日発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の数字がインフレの落ち着きを示し、より早期の米追加利下げへの期待が再び高まった。

米国債相場の上昇に伴い、各年限で利回りは一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)以上下げ、5年国債と10年国債は一時16bp低下した。10年国債利回りは4.65%で終了。14bpという下げ幅は昨年8月以来で最も大きい。

7月までの米追加利下げをトレーダーが再び想定し始め、利回りは低下した。10日に発表された昨年12月の米雇用統計は驚くほど強い数字となり、10年国債利回りは14日に4.81%近くに達した。米連邦準備制度が年内は全く利下げに動かないのではという疑念が一時広がった。

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏は「今回の発表は、市場関係者や当局者に対し、米連邦準備制度の次の動きはやはり緩和だという証左を与える。インフレが重要変数であることを考えれば、10年国債利回りは4.50-4.80%で値固めが始まる可能性が高い」と指摘した。

米追加利下げの年末までの織り込みは10bp拡大し、 約35bpとなった。従来は9月までの0.25ポイント利下げを市場は完全に反映していたが、今は7月までに決まる見通しが100%織り込まれている。

原題:Bonds Have Banner Day as Inflation Report Revives Fed-Cut Bets(抜粋)

--取材協力:Edward Bolingbroke.

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