10日の欧州債券市場では、ドイツ債利回りがフラット化した。昨年12月の米雇用統計が予想を上回ったことを受け、米国の利下げペースが鈍化するとの予測に伴い、欧州中央銀行(ECB)に対する利下げ見通しも後退した。

短期金融市場は、ECBが今月23ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)、年末までに92bpの利下げを実施すると予想している。

英国債は全年限で下落した。10年債利回りは一時4.88%をつけた。短期金融市場が織り込むイングランド銀行(英中銀)の今年の利下げ幅は46bpと、9日の49bpから減少した。

利下げ観測の後退から、欧州株はこの3週間で最も下落した。ストックス欧州600指数は終値で0.8%下落。公益、食品・飲料、小売株などが売られ、自動車株が好調だった。

英国は、財政赤字やインフレ率上昇への懸念から、内需中心の中型株で構成するFTSE250種指数が1.4%下落し、週次ベースでは2023年半ば以来最悪の下落幅となった。

1月10日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:Bunds, Gilts Pare a US Jobs-Driven Decline: End-of-Day Curves、European Shares Slide as Strong US Jobs Data Push Back Fed Bets(抜粋)

--取材協力:Michael Msika、Sagarika Jaisinghani.

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