韓国のLG電子は米マイクロソフトと提携し、同社の人工知能(AI)技術を自社の家電製品に応用することを目指す。

LGの曺周完(チョ・ジュワン)最高経営責任者(CEO)は、米ラスベガスで7日(日本時間8日)開幕する世界最大級のIT見本市「CES」のイベントで、住宅や自動車、ホテル、オフィスなどさまざまなシーンを想定したAIエージェント開発に向け、両社が協力していくと明らかにした。

LGは自律型AIホームハブにマイクロソフトの音声認識・合成技術を既に搭載しているが、顧客のニーズや好みを予測し、対話や理解の先を行くAIエージェントを開発する計画だ。

マイクロソフトはAIデータセンターの分野でもLGと提携する。同社のチーフコマーシャルオフィサー、ジャドソン・アルソフ氏は、次世代データ施設でLGの温度管理システムと高度な冷却技術の力を借りる考えを示した。

原題:LG Electronics Partners With Microsoft to Build AI for Homes(抜粋)

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