フィリピンのセブ島付近で9月30日夜に発生したマグニチュード6.9の地震で、地元当局はセブ島で子どもを含む少なくとも18人が死亡し、多数の負傷者が出ていると発表しました。

USGS=アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の30日午後11時ごろ、フィリピン・セブ島の北部沖を震源とするマグニチュード6.9の地震がありました。震源の深さは10キロと推定されています。

地元当局によりますと、セブ州では建物の倒壊などにより子どもを含む少なくとも18人が死亡したほか、多数のけが人が出ているということです。

現地で撮影された映像には、激しい揺れで教会の一部が崩落したり、大勢の市民が建物から出て屋外に避難したりする様子が映っていました。

この地震で軽度の海面変動が確認されたとして、沿岸部の地域に津波に関する注意情報が出されましたが、10月1日未明に解除されています。