19日の東京株式相場は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が見込む2025年の利下げ回数が減少し、米国株が急落した流れを引き継いだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げと、米マイクロン・テクノロジーの売上高見通しが市場予想から下振れたことを受け、半導体関連株が安い。

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト

  • きょうは米国株の大幅安に機械的に反応
    • 寄り付いた後は日本銀行の金融政策決定を前に動きにくい
  • FOMCはドットチャートで25年の利下げ回数のコンセンサスがこれまでの3、4回から2回に減少し、タカ派的と受け止められた

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  • 東証33業種中26業種が下落、電気機器が下落率トップ、海運が上昇率トップ
  • MSCIアジア太平洋指数は1.2%安

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