(ブルームバーグ):米共和党のアーンスト上院議員は退役軍人で性的暴行の被害者でもあり、軍事問題に関し同党で強い影響力を持つ。同議員は、苦境に立たされたピート・ヘグセス氏の次期国防長官指名の支持をはっきりと拒み、ヘグセス氏の疑惑のさらなる調査を求めている。
4日にヘグセス氏との非公開の会合に臨んだ同議員が5日語ったもので、ヘグセス氏が批判の流れを覆せずにいることを示す。
ヘグセス氏を巡っては性的不品行やアルコール依存、同氏が運営に携わった二つの退役軍人圧力団体での不祥事といった疑惑が浮上しており、トランプ次期大統領は候補の変更を検討し始めている。
一方、ヘグセス氏は5日、強気な姿勢を見せトランプ氏の国防総省に関する目標を遂行する決意だと発言。「ドナルド・トランプ氏がこの闘いに私を必要とする限り、私はとどまり、国防総省を本来あるべき姿に戻すため、闘い続けるつもりだ」と話した。
アーンスト議員は、ヘグセス氏の指名に関する公聴会を開く上院軍事委員会のメンバーの1人。同議員は5日、FOXニュースのインタビューで、自身と同僚議員は「疑惑の解明を確認したい」とし、「非常に徹底した審査プロセス」を要求すると発言した。
また、インタビュアーがアーンスト議員について、ヘグセス氏の指名賛同に至っていないように見受けられ、指名公聴会でのヘグセス氏の言動が重要になると指摘したのに対し、同議員は「その通りだと思う」と話した。
アーンスト議員は、ヘグセス氏の性的不品行疑惑が明るみに出る前、同氏が「非常に有能な」国防長官になるだろうとNBCニュースで語っていた。その後の別のインタビューで、ヘグセス氏と率直な、対面での議論をしたいとし、同氏の審査が行われるのを楽しみにしていると語った。
原題:Hegseth Is Defiant as Ernst Declines to Back Defense Nominee(抜粋)
--取材協力:Magan Crane.
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