(ブルームバーグ):小林製薬は4日、株主で香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントが前会長らに対し、会社に与えた損害の賠償を求めて提訴請求した事実を認めた。対象は創業家出身の小林一雅前会長ら7人で、請求金額は100億円超。
小林製薬の広報担当者はブルームバーグの電話取材に、提訴請求を受けているのは事実だと回答した。一株主からの内容ということで受け止め、監査役で調査検討した上で対応を判断するとした。
小林製薬は2日にオアシス系株主から臨時株主総会の招集請求書を受け取ったと発表していた。オアシスは取締役3人と、紅麹事件の原因や対応を検証する調査者の選任を求めるとした。
オアシスが前会長らに損害賠償の提訴請求をしたことは日経新聞が3日に報じていた。
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