不安定な国際情勢を背景に、ポルトガルの「ゴールデンビザ」を取得するアメリカ人が急増しています。50万ユーロの投資でEU居住権が得られるこのプログラムは、2023年にアメリカが申請者数トップに。しかし、不動産市場への影響や、EUからの圧力により、ポルトガル政府は制度改革を実施。不動産購入によるビザの取得を終了し、太陽光発電など戦略的に取り組む分野への投資を促しています。
富裕層の新たな避難先となるのか、それとも制度自体が消滅するのか。他のEU諸国も同様のプログラムを見直すなか、“第2のパスポート”市場の未来は不透明です。
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