(ブルームバーグ):米マクドナルドは27日、複数の州に及ぶ腸管出血性大腸菌の集団感染の原因が牛肉パテではないと断定し、今週中に全店舗でハンバーガー「クォーターパウンダー」の販売を再開すると発表した。この集団感染により、数十人が体調を崩し、1人が死亡した。
マクドナルドは、サプライチェーンの追跡データと政府機関からの情報を組み合わせた結果だと説明。このうちコロラド州農務局の分析では、同社の冷凍生牛肉パテの複数のロットから採取した数十のサンプルから大腸菌は検出されなかったという。
今回の集団食中毒はマクドナルドのクォーターパウンダーと関連付けられており、トッピングのスライスオニオンが原因とみられている。 同社は、米国内の店舗1万3000店余りの2割ほどでクォーターパウンダーの販売を中止しているが、このメニューをタマネギ抜きで復活させる予定だと明らかにした。
マクドナルドは発表文で、「この問題は特定の食材と地域に限られているようだ。集団感染に関連する汚染された製品は、当社のサプライチェーンから排除され、全店舗から撤去されたと確信している」とした。
米国部門のジョー・アーリンガー社長は、影響を受けた顧客に謝罪すると同時に、マクドナルドのチェーン店で食事しても安全だとアピール。
アーリンガー氏は自社のウェブサイトに掲載された動画で、「弊社を代表しておわびする。影響を受けた顧客に対し、弊社の理念に基づき、この問題を適切に解決することを約束する」と語った。
米疾病対策センター(CDC)は25日、マクドナルドのハンバーガーに関連する腸管出血性大腸菌の感染者が13州で75人になり、1人が死亡したと発表。コロラド州の感染者が最も多いという。
原題:McDonald’s Rules Out Beef Patties as E. Coli Outbreak Source (1)(抜粋)
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