多様な視点で社会をみつめ、より良い未来を考える番組「Social Shift」。第2回のテーマは「アルツハイマー治療薬の現在地」です。
厚生労働省の調査で、2022年時点で65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は全国で443万人と推計されました。軽度認知障害と合わせると約1000万人に上り、今後も増加が予想されています。こうしたなか、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」と「ドナネマブ」が相次いで承認され、治療の大きな転換点になっています。新薬に期待される効果や治療にかかる費用、また投与条件などについて専門家と深掘りします。
◆出演◆
東京大学大学院医学系研究科 岩坪威 教授
TBS報道局社会部 岡村仁美 記者(厚生労働省・こども家庭庁担当)