木原防衛大臣は、能登半島地震を受け被災地に派遣している自衛隊の部隊について、8月末で活動を終了し、撤収させると明らかにしました。

木原防衛大臣
「今月いっぱい、8月末日をもってですね、災害派遣撤収ということになります」

自民党の会議に出席した木原防衛大臣は、今年1月1日に発生した能登半島地震に伴う自衛隊の災害派遣について、8月末で活動を終了すると明らかにしました。

現地で自衛隊は孤立地域の住民の救助や通行不能となった道路の復旧作業、給水支援などを行っていて、派遣期間は6月23日の時点で東日本大震災の174日を抜き、最長となっていました。

現在は、石川県の珠洲市でおよそ80人の隊員が入浴支援を実施しているということですが、木原防衛大臣は撤収の理由に民間の入浴施設の再開や水道復旧のめどが立ったことを挙げています。