地元職員などに対する“パワハラ疑惑”が指摘されていた自民党の長谷川岳参議院議員。自身が委員長を務める委員会で異例の釈明を行いました。
きょう行われた参議院の特別委員会。冒頭、こんな発言から始まりました。
長谷川岳 参議院議員
「パワハラがあったのではないかと指摘があった点について、これまで自分自身の行き過ぎた言動や対応に対して猛省をしております」
これまで地元・北海道の職員などに対する“パワハラ疑惑”が報じられていた長谷川議員。委員長の発言としては異例の「釈明」です。
異例の事態はそれだけにとどまらず、こんな一幕も…。
河野太郎デジタル大臣
「それをやめろと言うんだったら、どうやって本人確認を厳格にやるとおっしゃるのか。まずそれを言ってください!」
マイナンバーカードをめぐり、議論が白熱。不穏な空気が漂います。
共産党 伊藤岳 参院議員
「それを大きな声で言われてですよ。おかしいです、それ。もう一度答えますか」
すると…
長谷川委員長
「大臣、穏やかに。私が言うのもなんでございますが、穏やかによろしくお願いいたします」
自らを自虐的に扱って議員をなだめる場面も。
長谷川議員は騒動について、「二度とこのようなことがないよう、職務を誠心誠意努める」としています。

自民党総裁選5候補が高校生と討論会 日本経済の長期的ビジョンなど訴え