世界3大映画祭のひとつ、カンヌ国際映画祭が14日に開幕します。現地では日本の黒澤明監督の作品が巨大ポスターとなって現れました。

記者
「こちらカンヌ映画祭の会場なんですが、大きく掲げられているのは、黒澤明監督の作品の一場面です」

カンヌ国際映画祭は14日の開幕に向け、準備が行われていて、1991年に出品された黒澤明監督の「八月の狂詩曲」の一場面が公式ポスターとして設置されました。

長崎で被爆した女性と孫、アメリカ人の甥の交流を描いていて、映画祭は「団結することや調和を目指すことの重要さを思い出させる作品だ」と評しています。

映画祭は25日まで開催され、日本からはコンペティション部門に次ぐ「ある視点」部門で奥山大史監督の「ぼくのお日さま」が出品されます。