ロシアとの戦闘が長期化する中、ウクライナ議会は収監中の受刑者が軍に入隊することを認める法案を可決しました。
現地メディアなどによりますと、ウクライナ議会は8日、一部の収監中の受刑者について軍への入隊を認める法案を可決しました。計画的な殺人や性暴力、国家安全保障に関わる犯罪など重大犯罪で有罪判決を受けた受刑者は対象外だとしています。
入隊を認めるかどうかは裁判所が判断し、軍の指揮官などが監督責任者として任命されるということです。
ウクライナでは、ロシアとの戦闘の長期化で兵士の確保が課題となっていて、先月も議会で軍への動員を強化する法案が可決されています。
ただ、今回の新たな法律が施行されたとしても、入隊する受刑者は数千人程度にとどまるとの見方もあります。

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