猛暑に見舞われている東南アジア。フィリピン・ルソン島では雨がほとんど降らなかったためダムの水位が下がり、300年前の街が姿を見せました。
フィリピン・ルソン島のヌエバエシハ州にあるダム。水位が下がったため、300年ほど前の街の遺跡が出現しました。すでに荒れ果てていますが、教会の跡地には十字架があったほか、墓石や市役所の標識などもそのまま残っていたといいます。
AFP通信などによると、遺跡が姿を現したのは3月ごろで、この地域では数か月間、ほとんど雨が降っていなかったということです。
遺跡を見に来た人(61)
「水底に沈んだ街の教会が再び現れたと聞いて興奮し、見たくなって来たが、実際に自分の目で見て畏敬の念を抱いた。こんな場所が存在していたなんて知らなかった」
東南アジアはいま熱波に襲われていて、ロイター通信によると、フィリピンでは気象当局が湿気を考慮した体感温度として45度との予報を出しているということです。

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