アメリカ東部ニュージャージー州でマグニチュード4.8の地震がありました。アメリカ東部での地震は珍しく、ニューヨークでは2011年以来の大きな揺れだったということです。

アメリカの地質調査所によりますと、5日午前10時すぎ、ニュージャージー州でマグニチュード4.8の地震がありました。

震源からおよそ70キロ離れたニューヨーク市でも揺れが感じられ、現地のテレビ局は一斉に速報しました。

「最初は工事のミスか何かで建物が揺れたのかと思ったんですが、30秒程して揺れが収まって、ああこれは本当の地震なんだと気づきました」

ホークル ニューヨーク州知事
「東海岸におけるこの100年の間で最も大きな地震の一つです」

アメリカ東部での地震は珍しく、州知事によると、ニューヨークでは2011年、バージニア州が震源となったマグニチュード5.8の地震以来の大きな揺れだったということです。

地震の影響で、ニューヨークやニュージャージー州の空港で離着陸が停止されましたが、ニューヨーク市長は、これまでに被害の報告はないとしています。

アメリカ バイデン大統領
「地震についてニュージャージー州知事と話したが、すべてコントロールされていて、さほど心配ないと話していた。だから大丈夫だ」

バイデン大統領は、地震の後にニュージャージー州の知事と電話で話したことを明らかにしたうえで、「大丈夫だ」と強調しました。